アニメ「東のエデン」のテレビ版総集編、映画に先立ち劇場公開へ

eden_sousyu001.jpg 今年4月からフジテレビ系深夜アニメ“ノイタミナ”枠で放送され、同時間帯視聴率1位や、深夜としては異例の瞬間最高視聴率5.7%をたたき出した「東のエデン」。テレビ版の続きとなる「劇場版I The King of Eden」が11月28日に、それに続く「劇場版II Paradise Lost」が2010年1月に公開されることが決定しているが、映画版に先立ち、テレビ版の全11話を総集編にした「東のエデン 総集編 Air Communication」が劇場公開されることになった。

 公式サイトの発表によると、総集編は「ヒロイン森美咲率いるサークル"東のエデン"メンバーが総出演して、過ぎ去った8日間の物語を振り返る」という構成。「板津豊による鋭い分析も加わって、TVシリーズを観た方も新たな発見が生まれる内容となっています」と、ただ尺を短くまとめた総集編とは異なる模様だ。

 公開は9月26日からテアトル新宿(東京・新宿)、テアトルダイヤ(東京・池袋)、テアトル梅田(大阪・梅田)の3館で、モーニング&レイトショーを予定している。詳細な上映時間、期間については正式決定次第、公式サイトで発表される予定だ。

 テレビ版で描かれたエピソードでは、その後のストーリーに続く数々の“謎”を残したまま最終回を迎えたほか、一度見ただけではわかりにくい難解な部分も多く存在していただけに、劇場版の前に復習の意味でも「東のエデン 総集編 Air Communication」をチェックしておきたいところだ。