アンダーワールドの名曲が過去25年のベストチューンに、ベストDJはカール・コックス

underwold_mm.jpg ダンスミュージック界に多大な影響力を持つ英クラブ系音楽専門誌Mixmagが、5月19日発売の最新号で過去25年間で最も優れたダンスミュージックやDJなどを決定する投票結果を発表した。最優秀楽曲に選ばれたのは、「FUJI ROCK FESTIVAL '08」(7月25~27日、新潟・苗場スキー場)への出演も決定しているアンダーワールドの名曲「ボーン・スリッピー」(1995年)。また、最優秀DJには重鎮のカール・コックスが選出されている。

 映画「トレイン・スポッティング」で使用され、アンダーワールドを一躍メジャーに押し上げた「ボーン・スリッピー」は、マッシヴ・アタックの「アンフィニッシュド・シンパシー」(91年)や、ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルによるサイドプロジェクト、スターダストの「ミュージック・サウンド・ウィズ・ユー」(98年)などのフロアアンセムを抑えて、過去25年間のベストチューンの座を獲得した。

 最優秀DJ部門では、1位のカール・コックスのほか、ファットボーイ・スリム、サシャらがランクイン。また最優秀ダンスアクト部門では、プロディジーやケミカル・ブラザーズを破ってダフト・パンクがトップに選ばれている。

 この企画は、Mixmag誌の創刊25周年を記念して行われたもの。同誌は、4月18日発売号でもダフト・パンクやファットボーイ・スリム、ベイスメント・ジャックス、LCDサウンドシステム、プロディジー、アンダーワールドらダンスミュージック界の大物が表紙を飾るなどの記念企画を行っている。

[過去25年間で最も優れたダンスミュージック]
【最優秀ダンスチューン部門】
1位 アンダーワールド「ボーン・スリッピー」
2位 マッシヴ・アタック「アンフィニッシュド・シンパシー」
3位 スターダスト「ミュージック・サウンド・ウィズ・ユー」
4位 Energy 52「Caf? Del Mar」
5位 プロディジー「スマック・マイ・ビッチ・アップ」
【最優秀ダンスアクト部門】
1位 ダフト・パンク
2位 プロディジー
3位 ケミカル・ブラザーズ
4位 フェイスレス
5位 アンダーワールド
【最優秀DJ部門】
1位 カール・コックス
2位 ファットボーイ・スリム
3位 サシャ
4位 ピート・トン
5位 ティエスト



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