5月に歌手デビューするハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソンが、同じくハリウッド女優のナタリー・ポートマンとともに監督デビューすることになった。2人がメガホンを執るのは映画「New York, I Love You」。ニューヨークをテーマとした短編オムニバス形式の作品で、ケヴィン・ベーコンやイーサン・ホークのほかナタリー・ポートマン自身も出演。さらに、オーランド・ブルームとヘイデン・クリステンセンの出演も決定した。

　8月9、10日の開催に向け、次々と出演者を発表している「SUMMER SONIC 08」。すでにヘッドライナーを含む53組の出演がアナウンスされているため、一度に発表される数は急減しているものの、ここにきてまた新たな出演者が発表された。今回出演が決定したのは、日本でも人気のUKバンド、スーパー・ファーリー・アニマルズと、オーストラリアのパンク＋ロカビリーバンド、リヴィング・エンド。さらに非公式ながら、昨年開設された東京会場のキャンプエリアで、今年は宿泊できるようになるという。

　昨年末に開催された米MTVの人気ラウド系番組「ヘッドバンガーズ・ボール（HEADBANGERS BALL）」の賞でグランプリに輝いた日本のバンド、Dir en grey。アイアン・メイデンやストーン・サワー、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインなど並み居るビッグネームを抑えての受賞は、海外でも大きなニュースとなった。そのDir en greyが、今度は英国のメタル音楽賞「METAL HAMMER GOLDEN GODS 2008」にノミネート。「ヘッドバンガーズ・ボール」に続く快挙が期待されている。授賞式は6月16日にロンドンで開催予定。

　日本テレビ系ドラマ「貧乏男子 ボンビーメン」主題歌のシングル「モノクローム」がオリコンチャート9位を記録し、2008年も上々のスタートを切ったBENNIE K。4月23日には、結成9年目にして初のベストアルバム『BEST OF THE BESTEST』がリリースされる。そんなBENNIE Kの2人が、音楽系ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「MySpace」ユーザー400人限定のシークレットライブを行うことを発表した。開催日は5月6日で、都内ベイエリア某所。「Disconnect」がテレビ東京系「流派-R」の4月度エンディング曲に採用されたR＆Bシンガー、Sweepも登場する。

　映画「ガチ☆ボーイ」の主題歌「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」も大ヒット中のチャットモンチー。3月31日、4月1日にはデビューからわずか2年4カ月で日本武道館公演「チャットモンチー すごい2日間 in 日本武道館」が開催されたが、初日の公演を収録した写真集がネット限定で発売された。100枚の中から自分の好きな写真を28枚選べるオンデマンド方式を採用しており、オリジナルな1冊を作ることが可能だ。7月6日までの販売で、価格は4,200円（税込み、送料別）。

　全世界で1億枚以上を売り上げたマイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」が発売されてから、今年は25年の節目の年。この記念すべき年に合わせ、「スリラー25周年記念アルバム」（オリコン洋楽チャート初登場1位）や、海外では記念番組が組まれるなど、さまざまな企画が進行中だ。そうした記念企画のひとつに、マイケル・ジャクソンの米公式サイトで公開中の「MY THRILLER VIDEO」がある。

　多くの業界人やファンに後押しされ、薬物スキャンダルから復帰したスーパーモデルのケイト・モス。近年はグラミー賞歌手のエイミー・ワインハウスにゴシップクイーンの座を奪われつつあるものの、依然として高い注目を浴びている。そんなケイト・モスが、英芸能情報誌グラマーの最新号で発表された女性有名人ベスト＆ワーストドレッサー・ランキングのベストドレッサー部門で1位を獲得した。一方、米ゴシップクイーンのブリトニー・スピアーズはワーストドレッサー部門の1位となっている。

　1998年に急逝した元X JAPANのhide（HIDE）を偲び、活動を再開したX JAPANのメンバーを中心に実施することが報じられていた「hide memorial summit」。3月28～30日の復活ライブを終えたX JAPANのYOSHIKIやTOSHIらが、この追悼イベントの開催を正式に発表した。これまでアナウンスされていたLUNA SEAやDir ec grey、T.M.Revolutionらに加えDJ OZMAやマキシマム ザ ホルモンなど、2日間で18組が出演する。

　原作の「第23回天下一武道会・マジュニア編」までを描いたアニメ「ドラゴンボール」で、エンディング曲として使用されていた「ロマンティックあげるよ」。アニメソングの中でも名曲として名高く、昨年には「しょこたん」こと中川翔子によってカバーされたことで話題になったが、オリジナル歌手の橋本潮によるセルフカバー版が6月4日にCD化されることが決定した。カップリングにはオープニング曲である高橋洋樹の「魔訶不思議アドベンチャー！」新バージョンや、橋本潮と高橋洋樹による新曲2曲が収録される予定だ。価格は1,600円（税込み）。

　1980年代後半～90年代前半に世界中を虜にし、7,000万枚以上のアルバムセールスを記録した男性ポップグループ、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック。94年の解散から14年、ジョナサン・ナイト、ダニー・ウッド、ドニー・ウォルバーグ、ジョーダン・ナイト、ジョー・マッキンタアのオリジナルメンバーが集い、再結成することが正式に発表された。今夏にはニューアルバムを発売すること、世界ツアーを開催することなども決定している。

　4年半ぶりとなる単独来日公演（10月4～5日、さいたまスーパーアリーナ）が決定したレディオヘッド。いまからステージを楽しみにしているファンも多いと思うが、その来日公演を控えた6月2日に、バンド史上初のベストアルバム『Radiohead: The Best Of』が英国で発売されることとなった。収録されるのは「クリープ」や「パラノイド・アンドロイド」といった代表曲など全29曲。CD2枚組という充実の内容だ。また、アナログ4枚組、CD1枚（2枚組のDISC 1のみ）という形でもリリースされる模様。日本盤の詳細は後日発表される予定だ。

　惜しまれつつも2005年の開催をもって休止した「東京国際ファンタスティック映画祭」。その精神は06年発足の「東京国際シネシティフェスティバル」に引き継がれたが、同映画祭の人気企画「デジタルショートアワード『600秒』」が「第一回デジタルショートアワード」として単独開催され、3月29日にオールナイトで本選が行われた。約150本の応募作品の中から総合グランプリに輝いたのは、永野宗典監督（劇団「ヨーロッパ企画」）の作品「黄金」。粘土のキャラクターによるクレイアニメ作品で、見事、賞金100万円と副賞の「カップヌードル」1年分を獲得した。

　今年も開催が決定し、次々と出演者を発表している「FUJI ROCK FESTIVAL '08」（7月25～27日、苗場スキー場）と「SUMMER SONIC 08」（8月9、10日、幕張メッセ／舞洲特設会場）。今回は、フジロックの第3弾出演者発表とサマソニの第4弾出演者発表が同時期に行われた。フジロックはELLEGARDENやゴシップなど12組を発表し、サマソニは新規発表は4組のみだが各アーティストの出演日もアナウンスした。

　1990年代に一世を風靡した「小室サウンド」の原点であるTM NETWORK。デビュー25周年を迎える今年は3月27日から全国ツアー「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS !!」（8都市17公演）を行う予定だが、デビュー作「金曜日のライオン（Take it to the lucky）」をはじめ80年代発表のシングル15曲を収録したベストアルバム『TM NETWORK THE SINGLES 1』が、ソニー・ミュージックダイレクトから5月28日に発売される。全曲デジタル・リマスタリングされているほか、初回盤には84年に渋谷PARCO PART3で行われたライブなど初商品化音源を収録したボーナスディスクが付属する。価格は通常版が2,520円、初回盤が3,150円（ともに税込み）。

　今年元日に「EXILE PERFECT YEAR」を宣言し、ベストアルバム3枚リリース、ドームツアーなどを行う予定のEXILE。日本ゴールドディスク大賞のアーティスト・オブ・ザ・イヤー邦楽部門を受賞し、最高のスタートを飾った。さらに、3月26日には第1弾のベストアルバム『EXILE CATCHY BEST』が発売されたが、初日に出荷枚数が100万枚を突破したことが明らかになった。日本レコード協会に認定されれば、邦楽で今年初のミリオンセラーアルバムとなる。